洗濯物がティッシュまみれに|洗い直す前に知りたい取り方と後始末

洗濯かごの紺色の衣類に白いティッシュくずが付いたイメージ 洗濯・衣類ケア

洗濯機を開けたら、黒い服もタオルも白いくずだらけ。ポケットに入れたままのティッシュに気づくと、洗濯が終わったはずなのに、もう一仕事増えてしまいます。

そんなときは、濡れた衣類から一つずつむしり取ろうとする前に、付着の程度を見てみましょう。少し残っている場合と、洗濯物全体に広がっている場合では、取りかかり方を分けると整理しやすくなります。

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少しなら乾かして仕上げる、全体に広がったら紙くずを落としてすすぐ

まずは洗濯物を取り出し、落とせる大きな紙くずを取り除きます。室内なら大きなごみ袋などの上で行うと、床に散らばったくずも片づけやすくなります。

いまの状態取りかかり方
数枚に少し付いている大きなくずを落とし、乾いてから残りを仕上げる
何枚にもびっしり付いている衣類と洗濯機の紙くずを取り除き、必要に応じてすすぎ・脱水する
水が抜けない、排水エラーが出ている運転を繰り返さず、説明書やメーカーの相談窓口を確認する

粘着ローラーを使うなら、衣類が乾いてから。 濡れたままだと紙くずが取りにくく、何度もこすってしまいがちです。軽い付着を乾燥後に落とす方法は、エリエールの公式解説でも案内されています。

乾いた衣類の仕上げに使える道具

家に衣類用のクリーナーや洋服ブラシがあるなら、まずはそれを確認してみてください。ここで紹介するのは、洗い終わった服の仕上げにも、普段の身だしなみにも使う道具です。

ニトムズ コロコロ ミニ洋服用(C0020)

ニトムズ コロコロ ミニ洋服用 C0020 本体とケースのパッケージ
画像出典:ニトムズ公式

乾いた衣類に残った細かな紙くずを、少しずつ拾って仕上げたいときの候補です。カーペット用の強い粘着テープをそのまま使うより、まず「洋服用」として案内されているものから選びましょう。

C0020はテープ幅80mm、全長200mmの小回りが利くタイプ。布地に配慮した特殊粘着のテープを使っています。大きなくずを先に落としてから使えば、テープを次々に消費する手間も抑えやすくなります。メーカーの製品情報

ただし、衣類用ならどんな生地にも使える、というわけではありません。毛足の長い服や繊細な素材は、衣類と用品の表示を確認してください。強く押し付けず、目立たない場所で確かめながら仕上げます。

日本シール エチケットブラシ ベストトレッサー(H08)

日本シール エチケットブラシ ベストトレッサー H08
画像出典:日本シール公式

使い捨ての粘着テープを増やしたくないなら、繰り返し使う衣類用ブラシも選択肢です。

H08は、取ったごみをためるダストボックス付きのエチケットブラシ。メーカーは、ブラシ面で衣類のほこりなどをキャッチする仕組みを紹介しています。普段の服についたほこりや糸くずのお手入れと兼用したい人に向いています。メーカーの商品紹介

こちらも、濡れたティッシュをこすり落とすための道具ではありません。乾いてから、製品で指定された方向へ軽く動かして使います。生地との相性を確認し、引っかかる服や毛羽立ちが気になる服には無理に使わないでください。

どちらか一つを選ぶなら、残ったくずを粘着テープで拾いたいか、普段から繰り返し使うブラシにしたいかで考えると選びやすくなります。両方をそろえる必要はありません。

全体に広がったときは、洗濯機側も整えてからすすぐ

衣類をそのまま戻して洗い直す前に、洗濯槽やフィルターに紙くずが残っていないか確認します。服だけをきれいにしても、次の洗濯でまたくずが付いたら困りますよね。

日立の公式Q&Aでは、衣類のティッシュをできる限り落とした後、糸くずフィルター、排水ホースや排水口の手入れを行い、必要に応じてすすぎと脱水をする順序が案内されています。

自分で取り外せるフィルターや、見える範囲の紙くずを、洗濯機の説明書に沿って片づけましょう。重い洗濯機を無理に動かしたり、外し方が分からない排水ホースを引っ張ったりする必要はありません。

そのうえで衣類にくずが多く残るなら、機種の操作方法を確認して、すすぎ・脱水を選びます。洗濯表示で水洗いや脱水の条件がある服は、そちらも優先してください。

柔軟剤を足せばよい?

エリエールは、柔軟剤を使う対処も紹介しています。ただし、投入方法や運転の設定まで、すべての洗濯機に同じ手順を当てはめるのは避けたいところです。

まずは衣類のくずを落とし、洗濯機の手入れとすすぎ・脱水を確認することから。柔軟剤を使う場合も、用品の規定量と洗濯機の説明書に従い、取れそうだからと量を増やさないようにしましょう。

乾かし方は、衣類の表示を確かめて選ぶ

干して乾かした後に、残ったくずを軽く払い、必要な部分だけ道具で仕上げる方法なら、新しい機器は必要ありません。

乾燥機を使う場合は、衣類がタンブル乾燥に対応していることに加え、洗濯機・乾燥機の説明書を確認します。大量の紙くずを付けたまま、そのまま乾燥へ進める前提にはしないでください。

また、紙くずの多い衣類をコインランドリーに持ち込んで解決しようとせず、まず自宅でできる除去を行いましょう。利用したい場合は、店舗へ状態を伝えて確認してからにします。

水が抜けないときは、洗濯を繰り返さない

排水ができない、エラーが消えない、説明書どおりに手入れしても改善しない。そんな場合は、紙くずを取る作業より先に、洗濯機や排水の状態を確認する必要があります。

日立は、脱水運転をしても排水できない場合には、販売店や修理相談窓口への相談を案内しています。使っているメーカーのサポートを確認しましょう。賃貸住宅で排水設備の扱いが分からないときは、管理会社への確認も選択肢です。

日立「ティッシュを洗濯機で洗ってしまいました」を見る

ティッシュが原因と決めつけて市販の薬剤を足したり、何度も運転を続けたりせず、表示されたエラーと機種名を控えて相談すると話を伝えやすくなります。

ポケット確認を、洗濯機に入れる前の動作にする

洗濯前にズボンのポケットからティッシュを取り出すイメージ
洗濯かごへ入れる前のポケット確認を習慣に

今回の後始末が終わったら、確認するタイミングを一つ決めてみましょう。「着替えたらポケットを空にしてから洗濯かごへ」「洗濯機へ入れるときにポケットを触って確かめる」など、家で続けやすい形で構いません。

洗濯ネットに入れていても、細かい紙くずの付着を完全に防げるわけではありません。ネットに頼り切るより、中に入れる前の確認が基本です。

洗濯物がティッシュまみれになったら、まず大きなくずを落とす。付着が軽ければ乾燥後に仕上げ、広がっていれば洗濯機側も手入れしてからすすぐ。道具を使うのは、その後に残った部分からで大丈夫です。


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