コンロまわりの油はね掃除が面倒|汚れを広げにくくする道具と使い方

コンロの油はね対策、掃除の前に広げない工夫 掃除・お手入れ

肉を焼いたあとのコンロ、揚げ物のあとの壁。料理は終わったのに、点々と飛んだ油を拭く作業が残ると、少し気が重くなります。

そんなときは、掃除道具だけでなく「油が飛ぶ途中」にも目を向けてみませんか。

鍋の上で受け止めるもの、周囲への飛び散りを受け止めるもの、残った汚れを拭くもの。役割を分けると、自分のキッチンに必要な道具を選びやすくなります。

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先に結論|油はねは「抑える・受け止める・拭く」で考える

コンロの油はね対策は、飛び散りを抑える・周囲で受け止める・残りを拭く、の3つで考えられます。今回は、抑え方の異なる2商品を含めた4つの道具を紹介します。

困っていること 道具の役割 今回紹介する商品
フライパンから周りに油が飛ぶ 鍋の上で飛び散りを抑える レイエ メッシュカバー
混ぜる・返すときもガードを付けておきたい 鍋の縁に壁を立てる Frywall(フライウォール)
コンロ横や奥まで汚れる 周囲で油を受け止める tower 伸縮レンジガード
調理後に点々と残る汚れを拭きたい 冷めてから拭き取る そうじの神様 キッチン用おそうじクロス

全部をそろえる必要はありません。 まずは、毎回どこを掃除しているのかを見て、そこに合う道具を1つ選ぶのがおすすめです。

なお、ネットやガードを使っても、油はねや掃除がなくなるわけではありません。受け止めた道具自体のお手入れも必要です。

コンロの油はね対策に使える道具4選

1.オークス レイエ 油ハネを防ぐメッシュカバー29cm(LS1557)

オークス レイエ 油ハネを防ぐメッシュカバー29cm LS1557

ふたで蒸し焼きにしたくないけれど、油はねは抑えたい。 そんなときの候補になるのが、フライパンの上にかぶせるメッシュカバーです。

メーカーによると、細かい網で油はねを受け止めながら、湯気や水蒸気は通す構造。通常のふたとは役割が違い、焼き物の油はね対策に取り入れやすい道具です。黒い網は反射が抑えられ、中の様子を確認しやすくする工夫もあります。

今回の29cmタイプは、約幅29×全長42×高さ0.6cm。購入前に、手持ちのフライパンの口径と縁の形、安定して置けるかを確認してください。揚げ鍋向けには24cmタイプもあります。

気をつけたいのは、食器洗い乾燥機には対応していないこと。食洗機にまとめて入れたい家庭では、この手入れが負担にならないかも判断材料です。

使用中や直後の網は熱くなります。外すときの油はねにも注意し、加熱した状態で放置したり、火に直接当てたりせず、製品の使用方法に従って扱いましょう。

2.Frywall(フライウォール)|フライパンに「壁」を立てる発想

フライパンの内側の縁に立てたFrywall 10 フライウォール グリーン

サイズ・状態にご注意ください。 写真と以下の説明は「Frywall 10(フライパン内側の直径24〜25.5cm用)」です。Amazonボタンはフライウォールの検索結果へ移動します。楽天ボタンのリンク先は「Frywall 12(内径29〜30.5cm用・グリーン)」で、販売店が中古扱いの未使用輸入品(新古品)と表示している商品です。同じサイズ・販売条件ではないため、購入前に確認してください。

油はねガードというと、鍋の上を覆う網や、コンロを囲うパネルを思い浮かべますが、フライパンそのものの縁を高くする発想の商品もあります。

Frywallは、円錐状のやわらかいシリコンをフライパンの内側の縁に沿わせて立てる道具。周囲を壁のように囲いながら、上は開いたままです。

そのため、付けたまま食材を混ぜる・ひっくり返す・調味料を加えることができます。「ネットを外して返すたびに油が飛ぶのが気になる」という人には、メッシュカバーの別の選択肢になりそうです。両方を重ねて使う必要はありません。

メーカーによると食洗機対応で、乾かしたあとは丸めて付属のスリーブに収納できます。手洗いが必要なレイエのメッシュカバーとは、お手入れの条件も異なります。

サイズと火の位置を確認

選ぶときは、フライパンの呼び径だけでなく内側の縁から縁までの直径を測りましょう。メーカーのサイズ案内と、購入する販売ページの対応寸法を確認してください。

メーカーの耐熱表示は約232℃ですが、直接炎に触れさせることはできません。大きすぎて外へ張り出す使い方を避け、隣のバーナーの火にも注意が必要です。油はねや火傷をすべて防ぐものではないので、適切な火加減と調理中の見守りは続けてください。

3.山崎実業 伸縮レンジガード タワー(ホワイト4974/ブラック4975)

山崎実業 伸縮レンジガード タワー ホワイト4974

壁やコンロ横まで拭くのが面倒なら、周囲で油を受け止めるガードが候補になります。

towerの伸縮レンジガードは、レンジのサイズに合わせて幅を調整できるタイプ。メーカーが示す対応サイズは、45〜75cmタイプのシステムキッチン用ガス・IHコンロです。

本体は幅47〜80×奥行45×高さ35cm、内寸は幅45〜78×奥行43.5cm。フラットなパネルで受け止めるため、周囲の凹凸や小物に飛んだ油を一つずつ拭く代わりに、ガードの面を手入れする、という考え方です。

ただし、重さは約5.1kg。調理のたびに軽く出し入れする道具というより、設置場所を決めて使いたいタイプです。片側には折り畳みパネル、もう片側には収納付きパネルがあります。

コンロの幅が合うだけで設置できるとは限りません。奥行き、壁との位置、鍋の取っ手の動き、排気口や操作部との干渉も確認しましょう。ガス火や鍋に近づけすぎず、コンロとガード双方の説明書に従って設置してください。

4.そうじの神様 キッチン用おそうじクロス 3枚入り(SK10620)

そうじの神様 キッチン用おそうじクロス3枚入り

ネットやガードで受け止めきれずに残る、点々とした油汚れ。調理後の拭き掃除には、油汚れに向いたクロスを用意しておく方法があります。

KBセーレンの「キッチン用おそうじクロス」は、メーカーが水拭きでの油汚れ落としを案内している商品。約26.5×26.5cmの3枚入りで、素材はポリエステル・ナイロンです。

使い方の工夫は、食卓用とコンロ用を分けること。コンロ専用の1枚を決めておけば、油のついた面で別の場所を拭くのを避けやすくなります。拭く面を替えながら使い、汚れたらクロスも洗いましょう。

水拭き向けでも、古いベタつきや焦げつきまで落とせるとは限りません。落ちない汚れを強くこすり続けず、コンロの材質と説明書に合う方法へ切り替えてください。

拭き掃除は、火を止めて十分に冷めてから。 クロスは調理中の熱源から離して保管し、鍋つかみの代わりには使わないようにしましょう。

油はねを減らすなら、調理前・調理中・調理後でひと工夫

油はね対策をメッシュカバー・レンジガード・クロスの3つの役割に分けた説明図

調理前|汚したくない小物をコンロ横から離す

調味料やキッチンツールがコンロのすぐ横にあると、天板を拭くだけでなく、それぞれの底や持ち手を拭く作業も増えます。

まずは、調理に使わない物を油の飛ぶ範囲から離してみましょう。新しい道具を買わなくても、拭く場所を減らすきっかけになります。

食材に余分な水分がついている場合は、レシピに従って下ごしらえを。加熱した油に水を入れないことも大切です。火加減や油の温度は料理と調理器具の指示に合わせ、油はね対策の道具があっても調理中はその場を離れないでください。

調理中|ネットとガードは、困る場所に合わせて使う

フライパンからの飛び散りが気になるならメッシュカバー。付けたまま混ぜたり返したりしたいならフライウォール。横や奥への飛び散りが気になるならレンジガード、という選び方ができます。

メッシュカバーまたはフライウォールと、レンジガードを組み合わせる場合も、鍋やカバーの取っ手が動かしにくくならないかを確認しましょう。覆いすぎて調理しづらい配置では、本末転倒です。

また、メッシュカバーは密閉するふたではありません。蒸し煮など、ふたが必要な調理の代わりにするものではなく、においや煙をすべて止めるものでもありません。換気は続けてください。

調理後|冷めたら、小さな汚れのうちに拭く

すべて冷めたことを確認したら、天板に残った油やガードの汚れを拭き取ります。汚れた面で広い範囲をなで続けず、クロスのきれいな面に替えながら進めるのがコツです。

網やガードも「汚れを引き受ける道具」なので、使いっぱなしにはしません。それぞれの表示に従って手入れをし、乾かしてから片づけましょう。

買う前に確認したいこと

  • メッシュカバー: 鍋・フライパンに安定して置ける寸法か。手洗いを続けられるか。
  • フライウォール: 実測したフライパンの内径と合うか。外側や隣のバーナーの炎に触れないか。リンク先のサイズ・状態は合っているか。
  • レンジガード: 対応するコンロか。設置寸法、熱源・排気口との位置、持ち運ぶ重さに無理がないか。
  • クロス: 天板の材質に使えるか。汚れたクロスを洗い、乾かす場所を用意できるか。

「大きく囲えば安心」「強くこすれば落ちる」とは限りません。キッチンの広さと、手入れのしやすさまで含めて選ぶと、使い続けやすくなります。

まとめ|掃除する場所を、少し減らしてみる

油はね対策で目指したいのは、毎回コンロの周囲を丸ごと磨く負担を軽くすることです。

鍋の上で抑えるメッシュカバー、鍋の縁に壁を立てるフライウォール、周囲で受け止めるレンジガード、冷めてから拭くクロス。まずは普段いちばん汚れる場所を見て、合う道具から取り入れてみてください。

参考情報

商品仕様・対応条件は変更される場合があります。購入前に販売元の情報と、お使いのコンロの取扱説明書をご確認ください。

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