掃除機をかけたはずなのに、ラグを見ると髪の毛が残っている。布製ソファに絡んだ毛を、指で一本ずつ拾っている。そんなときは、同じ場所を何度も吸う前に、毛を取る道具を使い分けてみませんか。
髪の毛やペットの抜け毛を取る道具には、毛を本体に取り込むもの、V字のブラシで掃き集めるもの、ペットの毛をかき出すものがあります。どれでも強くこすればよいわけではなく、ラグやソファの素材に合うかを確かめて選ぶことが大切です。
先に結論|残った毛を、素材に合う道具で取り除く
- 布製のラグやソファを、テープを使わずこまめに掃除したい: 繰り返し使えるブラシ式が候補。
- ラグに残る髪の毛を、洗える道具で掃き集めたい: V字のゴム製ブラシが候補。
- ペットの毛が布の繊維に絡む: 抜け毛をかき出して集めるゴム式も候補。
まずは今ある掃除機で、食べかすや砂などのゴミを取り除きます。その後、残る毛に合った道具を少しずつ試しましょう。すべての道具をそろえる必要はありません。
ラグの髪の毛・ソファの毛取りに役立つ3つの商品
| 困りごと | 商品 | 使い分けの目安 |
|---|---|---|
| 毎回テープを消費せず、髪の毛やホコリを取りたい | 日本シール ぱくぱくローラー ケース付き | ブラシで取った毛を本体にためる |
| ラグに残る髪の毛を、洗える道具で掃き集めたい | V7スーパーブラシ ハンディータイプ | V字のゴム製ブラシで集め、毛を回収する |
| ペットの抜け毛が繊維に絡んでいる | リアライズ 一毛打尽 | ゴム式で毛をかき出し、集めて捨てる |
1.日本シール ぱくぱくローラー ケース付き|繰り返し使うブラシ式

髪の毛やホコリをこまめに取りたいけれど、粘着テープを何枚も使うのが気になる人に向いた商品です。 エチケットブラシを使った清掃用品で、布の上を軽く前後に動かすと、取れた毛やホコリが本体内部にたまります。
粘着シートを貼り替える方式ではなく、電気も使いません。掃除が終わったら、たまったゴミを取り除いて次回も使います。ケース付きなら、使い終えた後の置き場所も決めやすいでしょう。
メーカーは、カーペットやラグ、ソファなどの繊維製品に絡んだ髪の毛やペットの抜け毛、ホコリを取る用途を案内しています。ラグ全体を一気に仕上げようとせず、毛が気になる場所を軽い力で前後に動かす使い方から始めます。
ただし、フローリングなどの硬く滑らかな場所や、毛足が極端に短い繊維類には適していません。 食べかすや砂などの固形物を拾う道具でもないため、掃除機の代わりにすべてのゴミを取ろうとしないことがポイントです。
今回のケース付きタイプは水洗い不可。汚れたときは湿らせた布などで拭く案内です。同じシリーズでも洗えるタイプがあるため、購入した型番の表示を確かめて手入れします。
向いている人: 対応する布製品の髪の毛やホコリを、テープの交換なしでこまめに取りたい人。本体のゴミ捨てをしながら繰り返し使いたい人。
2.V7スーパーブラシ ハンディータイプ|V字の毛先で髪の毛を掃き集める

「毛を取る道具=粘着テープ」と思っていた人に知ってほしいのが、小さなほうきのように使えるゴム製ブラシです。 毛先が一本ずつV字になっていて、その溝側へ掃くことで髪の毛やホコリを集めます。公式では、ペットの毛だけでなく、人の髪の毛も用途として案内されています。
ラグの上に髪の毛が残っているときは、掃除機で大きなゴミを取った後、毛がある場所を短い動きで軽く掃きます。公式の使い方は、フラップが左側にある状態で手前に引く方法。強く押し付けず、ブラシ面が掃除する面と平行になるように使うのがポイントです。
ぱくぱくローラーが毛を本体にためるのに対し、こちらは毛を掃き集め、最後に回収する道具。集めた毛は手で拾うか、掃除機などで取り除きます。使い終わった道具だけ片付けて、毛をラグに残さないようにしましょう。
ブラシ部分の幅は約16.7cm。粘着テープの交換がなく、汚れたら本体を洗えるのも特徴です。公式では、中性洗剤の水溶液で洗い、流水ですすぐ手入れ方法を案内しています。ブラシ部分は取り外せるため、再装着するときは本体の溝へしっかり差し込みます。
ただし、どんなラグや布にも使えるとは限りません。毛足の長いものやループ状の繊維、繊細な布は特に注意し、手入れ表示を確かめて目立たない場所から試してください。
向いている人: ラグに残る髪の毛を、テープを使わず掃き集めたい人。道具を洗って手入れしながら使いたい人。
3.リアライズ 一毛打尽|ペットの毛をかき出して集める

こちらは、ペットと暮らす家庭に向けた追加の選択肢です。 カーペットや布製ソファ、車のシートに付いたペットの抜け毛をかき出して集める道具として、メーカーが販売しています。
粘着テープへ毛を貼り付ける方式とは異なり、絡んだ毛をかき出し、束状にまとめて捨てる使い方です。布の一部分にペットの毛が残りやすいとき、素材への適合を確かめたうえで候補になります。
集めた毛は、手で拾うか、掃除機で回収します。道具を動かして毛がまとまっても、そのまま布の上に残さず、最後に取り除くところまでを一組にしましょう。
メーカーは、ダルメシアンやパグなどの太くて短い毛は取れにくいことがあると案内しています。ペット用の抜け毛取りとして選び、すべての毛や素材に同じ効果があるとは考えないことが大切です。
人の長い髪の毛だけが気になる家庭なら、まずはぱくぱくローラーやV7スーパーブラシから検討すると選びやすくなります。ペットの身体をとかすブラシとして使う商品ではありません。
向いている人: ラグや布製ソファに絡んだペットの抜け毛を、かき出して集める道具を試したい人。
掃除の順番は「大きなゴミ→残った毛→回収」

1.最初に掃除機で、食べかすや砂を取り除く
毛取りの道具を使う前に、ラグやソファにある固形のゴミを掃除機で取り除きます。座面のすき間などは、ソファと掃除機の説明書で使えるノズルを確認して掃除します。
ぱくぱくローラーのように、毛やホコリ向けの道具で固形物を取ろうとすると、用途が合いません。掃除機で取るゴミと、後から道具で取る毛を分けて考えると使い分けやすくなります。
2.残った毛のある場所を、狭い範囲から試す
いきなり全面を強くこすらず、目立たない場所で軽く試します。表面が毛羽立つ、糸が引っかかる、生地が伸びるようなら続けません。
ぱくぱくローラーは軽く前後に動かし、V7スーパーブラシは指定の向きへ軽く引きます。一毛打尽も含め、それぞれの取扱表示に従い、布の状態を見ながら使いましょう。
3.毛と道具のゴミを片付ける
かき出して集める道具なら、布の上にまとまった毛を回収します。ぱくぱくローラーのように本体にためるタイプは、内部のゴミを取り除きます。
取れにくくなったときも、強く押し付ける前に、道具側に毛やホコリがたまっていないか、動かす向きが取扱表示に合っているかを確認してください。
革・毛足の長いラグ・繊細な生地は、使う前に確認
この記事の商品を、革や合皮のソファにもそのまま使えるとは考えないでください。まず家具やラグの手入れ表示と、道具の適合する素材を確認します。
長い毛足、ループ状の繊維、ほつれのある部分、毛が抜けやすいラグなどは、こすると表面を傷める可能性があります。使えるか判断できない場合は、家具やラグのメーカーへお手入れ方法を確認しましょう。
また、今回の3商品は毛やホコリを取るための道具です。飲み物のシミや油汚れ、においの原因まで取り除けるわけではありません。残った毛の掃除と、シミなどの手入れは分けて考えます。
まとめ|何度も吸う前に、残っている毛に合う道具を選ぶ
ラグやソファの毛取りには、毛を本体に取り込むローラー、V字の毛先で掃き集めるブラシ、ペットの毛をかき出すゴム式という選択肢があります。
大切なのは、強い道具をそろえることより、素材と残っている毛に合うものを選ぶこと。まずは一つの道具で小さな範囲を試し、毛を取った後のゴミ捨てや手入れまで続けやすいかを確認してみてください。
参考情報
- 日本シール:ぱくぱくローラーの解説
- 日本シール:ケース付き商品の公式販売ページ
- インターリンク:V7スーパーブラシ ハンディータイプ
- V7スーパーブラシの楽天販売ページ
- リアライズ:一毛打尽の販売ページ
※家具・ラグ・各商品の取扱表示に従って使用してください。商品情報や仕様は変更される場合があります。
くらしのポッケはAmazon.co.jpアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。


コメント